『鳴響』は東北の温泉郷に今も残る
昔ながらの「自炊湯治」をフィーチャーします
豪華な旅館に宿泊して、豪華な食事と大名気分を楽しむのが、一般的にイメージされる「温泉旅行」のイメージ。
東北ではそんな豪華なスタイルの温泉旅行と全く違った切り口、全く違った楽しみ方の温泉郷が独自の進化を遂げて発達しています。
今まで「湯治」はもっぱら病気療養や農閑期の農家のためのものでしたが、ここへきて新たな休暇の過ごし方として注目を集めるようになって来ました。
『鳴響pH2.0』はそんな湯治場の雰囲気を残す鳴子温泉の名湯「姥の湯旅館」をメイン会場に、電子音楽や民謡とのセッションなどのライヴを映像/空間インスタレーションと組み合わせ、名湯「姥の湯」に浸かりながら、大正時代築の自炊棟で鍋をつつきながら楽しめる全く新しいタイプの自炊湯治とのんびりゆったり温泉地で聴く音楽の楽しみ方を提唱します。
湯治場での滞在となるとまだまだ未経験の方も多いハズ。
『鳴響』をきっかけに東北の湯治の世界を体験してみてはいかがでしょう。
- 日時:
- 2009年6月13日(土)13:00〜(予定)
- 場所:
- 宮城 鳴子温泉(宮城県大崎市)
姥の湯旅館大広間ほか
- 入場料:
- ¥4,000(鳴響チケットのみ)
¥6,500(鳴響チケット+自炊部宿泊一泊付き/限定枚数)*残りわずか
¥9,000(鳴響チケット+旅籠部素泊まり一泊付き/限定枚数)
※湯めぐり付き
関連リンク
タイムスケジュール
鳴響オープニングトークショー
開幕を飾る駅舎を使ったライヴとトークショー。
Coupieといろのみのライヴに加え、温泉チャンピオン郡司勇さんをお迎えして鳴子温泉の堪能の仕方の極意を伝授。
- 日時:
- 6/13(土)12:50〜14:00
ライヴは12:51の電車の到着に合わせて開始します。 - 場所:
- 鳴子御殿湯駅舎
- ゲスト:
- 郡司勇(温泉研究家)
森繁哉氏パフォーマンス「鳴子温泉に降り立つ旅人」
旅の中で旅をする。舞踏家・森繁哉氏とコラボレート。
オープニング会場の東鳴子温泉からメイン会場のある鳴子温泉へ。
駅から駅へ、ふたつの温泉をつなぐダンスパフォーマンス。
地域再生を手がける第一人者でもある舞踏家・森繁哉氏(東北芸工大教授)が
旅人に扮し、「鳴子温泉に降り立つ旅人2009」を上演します。
出迎えるも良し、見送るも良し、一緒に電車に乗るも良し。旅の中で観客と「旅をする」パフォーマンスです。
- 日時:
- 6/13(土)15:40〜 鳴子御殿湯駅 出発
- 場所:
- 鳴子御殿湯〜鳴子温泉駅〜好日館
こけしセッション+岡崎斉一さんが選ぶこけし画付けコンテスト
鳴子こけし継承者岡崎斉一氏と、PsysEx、Firo、スノーエフェクトら涼音堂アーティストによる「こけしセッション」を岡崎斉の店にて今年も開催。
こけしを削る音をその場でサンプリングしリズムトラックに仕立て上げます。
セッションを聴きながら来場者はこけしの画付けも出来ます。参加者の中から岡崎氏自らが選ぶ絵付けコンテストも開催。
- 日時:
- 6/13(土)16:10頃
- 場所:
- 岡崎斉の店
鳴響チルアウトラウンジ 姥の湯旅館
ライヴは天下の名湯「姥の湯」に浸かりながら聴ける!
名湯+映像音響インスタレーション
すっかり温泉チルアウト名物となった、温泉への映像音響インスタレーション。
涼音堂茶舖のビジュアルを手がける映像集団東京食堂による映像と、オーディオアーティスト・タカハシマサト率いるラジオ・フリーダムの音響の合作による、露天風呂そのものにお客さんも一体化する「作品」。
4本の源泉を持つ姥の湯ではライヴを聴きながら温泉に入れます。義経一行が亀若丸の産湯に使ったとの伝説を持つ露天風呂「旧姥の湯」がチルアウトの湯に。
芒硝泉「亀若の湯」、究極の単純泉「義経の湯」、極上の硫黄泉「こけし湯」など4つの湯でライヴが聴けます。
- 日時:
- 6/13(土)17:00 OPEN 18:00〜21:00
- 場所:
- 姥の湯旅館
出演者
各出演者のプロフィールは「出演者」ページをご覧下さい。
featuring
- 佐藤民男(民謡)
- 森繁哉(舞踏家/東北芸工大教授)
- 郡司勇(温泉研究家)
Live
- Naturally Gushing(サワサキヨシヒロ!)
- PsysEx
- Firo
- いろのみ
- Coupie
- .....and more!
映像インスタレーション
- 東京食堂
空間インスタレーション
- 粟倉久達(灯道家)
※参加アーティストは追加決定次第発表します